* 獅子ヶ岳 *

東京に住んでた頃は奥多摩、奥武蔵、奥秩父、大菩薩とか近郊?の山によく登っていた。
テントと寝袋をザックにつめこんで一人で何日も山をほっつき歩いたりもした。
が、けして僕は体育会系の山屋ではない。
アウトドアっていうのもちょっと違う。
緑とか水(小さな川)をもっと身近に感じたかったのだ、あくまでも都市の生活の延長線上で
高原でも林でも森でもどこでもよかったのだが緑や水の豊富で人もあまりいない
とこってこの国では必然的に山になっちゃう・・・

あえていうならぼくはスナフキン派です。

ところで獅子ヶ岳、この山は今回で4回目である。
こちらに来て最初に登った山です。
といっても随分久しぶりに登る。

今日は天気も良く木々からの木漏れ日を踏みながらの山行。

この木の実の名は・・知りません。
「ほんとの名前を知ってるのは空のお日様ばかりなの」
そう言ったのは詩人の金子みすずです。

 

広葉樹林のトンネル、ここを人は幸せの小道と呼ぶ。

「どこにプーさん(シート)敷いてお弁当食べんのよ?」って30秒ごとに問いかける
どっかのうるさいちびっこに水を飲ませ、甘いチョコレートクッキーを食べさせて
しばし黙らせる。

秋・・?

頂上到着、ここは本当は山の向こうに伊勢湾が見える。
今日は天気は良かったのだが下の方がちょっともやっていてざんねんながら
海は見え
なかった。

「よー何たべてんだよ」とラプラドールレトリバー?だかゴールデンリトリバー?
どっちにしてもなんとかレトリバーには違いない。
この世界には実に多くのなんとかレトリバーがいるのだ。

「おにぎりです、ぼくらの分しかありません」

グランテトラ、この子とも長いつき合い。
年月を経ていたるところがへこんでいるがその姿が愛おしい。

スナフキン、ぼくも歳をとりました。
結婚もしました、子供もできました。
でもあいかわらずバカです。

十分 雲も見た、そろそろ地上に戻ろう。

モドル   ススム