フルーツドロップ


暑さのせいで町から人が消えて 蝉はさるすべりの木から次々とすべり落ちる。
私はさっきからずっと歩いていたせいで透明の頭蓋骨にはたくさんの
フルーツドロップがたまってきた。
一個だけ取り出してなめてみたがなんの味もしなかった。