宮川 

100%曇りの日ぼくらは伊勢の宮川に桜を見に行く。
ほぼ満開だったが天気がいまいちだったので人出はさほどでもない。

その下をkがキックボードでかけぬける。


おいで おいでと雪やなぎ・・


ユラ〜ン ユラ〜ンとぶらんこは規則正しく時を刻む。

春の日に逆立ちしなければ見えない世界・・そのことは聞かないでおこう。

公園の先では、少年達が野球をしていた。
鯉のぼり越しのその景色はなんだか夢のように霞んで見える。

倒れ込んだ芝生の中にズブズブと沈み込んで行くぼくの視界の端では
またしてもkが傾いた世界を駆け抜けて行くのだった。