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* 入道雲 *
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渋滞の先に入道雲が見える。 「夏の終わりに巨大な入道雲を見ることがある。あの中には永遠の夏の国があるんだよ。」 そう言ったのはiMacの静司だった。 信じたわけではないがあの時の静司の声がぼくの耳の奥をくすぐる。 |
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海で泳いでいた。 堤防の上から入道雲が顔を出している。 ふと青猫の銀次の言葉が頭をよぎる。 「あんたんとこの静司、あいつの言ったことは本当だぜ。」 もちろん信じたわけではない。 ぼくも青猫の話しを真に受けるには歳をとりすぎた。 けど、泳ぐのも飽きた。 話しの種に車であの雲を追いかけてみるのもいいかな・・・・・。
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