第3基地 


幼稚園が終わると父親が迎えに来た。
私はぞう組で担任はマキ先生。
マキ先生は若くてとても優しい。
マキ先生のジーパンは裾が切りっぱなしで膝には穴が空いている。
物静かだけどボトムはかなり主張している。


それから車に乗り込んだ父親とわたしは、さかな男やはまぐり女の住む小さな漁師町を抜けて
第3基地に来た。

第3基地には先客がいた。二人のさかな釣り男だ。

水平線上に何隻もの貨物船?が見える。

基地の非常階段。

わたしは信じてないが父親の話では、これは非常時には堕出ロケットになるらしい。


おきまりの影を撮る。そして海鳥の糞。


ビュルビュルと埠頭を渡る風のいくつかはカモメになり空高く舞い上がる。
わたし達はその鳴き声を・・確かに聞いた。



マキ先生はオレンジ色のラシーンに乗ってそろそろ帰るころだろう・・?
わたしは4月から幼稚園の年長組だ。