それから・・ 


曇りの日、薄暗い庭にぼんやりと白く梅の花。


今年もこの子達に会えた。


うちの子達の渋い色合いの着物が好きだ。

顔立ちも綺麗、空気がしんとしている。

お雛様とお内裏様というわけにはいくはずもなく・・

まずは一杯・・ただ酒を飲む。


酒を飲むには明かりが明るすぎるがカミサンはぼくを撮りたいわけではないので
がまんする。


なんだか目があやしいぞ・・

と思ったら案の定眠くなったみたい。

しかし、まだまだ夜は長い。

もう少し酒を飲もう。

果月がダウンしたので三人官女に酒をついでもらう。

いつしか部屋の中にはカミサンの姿も見あたらない。
え〜い、今日は男同士で飲もう!
身分の差なんかきにすんな、無礼講でいこう!
ってそれはお内裏様のセリフか。


なんとなく庭の梅のことを想う。
時間は少しづつ溶けてゆく。

それから・・・・・