
二十年に一度の伊勢の祭式年遷宮お木曳き二年次も今日の本曳きをもって終了。
祭のクライマックスは北御門を曲がり一気に外宮の貯木場に奉曳車を曳き入れるエンヤ曳きである。
私が2年間この祭にかかわったのもこのエンヤ曳きがしたかったからだ。
去年の役木曳きで一度エンヤ曳きに成功している河崎六ヶ町だが本曳きでは雨にたたられ
エンヤ曳きを断念している。
それだけに今年にかける六ヶ町の男達の気持ちは熱い。
スピードののった奉曳車をコントロールするのは難しく梃子方の腕の見せ所だがひじょうに危険が伴う。
去年は信号に激突し、今年も転倒して奉曳車に巻き込まれ足の骨を折った奉曳団があり
各町もっとも神経を使う所だ。
木遣り3本の後で張りつめた緊張を破るエンヤのかけ声と共に北御門を一気呵成に駆け抜ける。
地面に引き留めようとするこの星の重力を振り切り、体にまとわりつくにぶい風を引きちぎる、
荒い息を吐きつつ次第に男達は一匹の白い龍のごとく一体化していく・・・。
河崎六ヶ町特有のツーカーブ長くスピードのあるエンヤ曳きが成功した。
子供木遣りで参加したk木遣り部長の青木くん、祭男のとぎやさん
河崎六ヶ町のもろもろの男達が燃え尽きた日である。